2009/09/30

メイキングofカゲツキ ~読み合わせ編~


皆様今晩は。

もう9月も終わり…中秋の名月を楽しむ間も無く、空港土産の半月を頬張っていた音監の吉村です。
                                            (いや、美味しいんだってホントに)

さてさて、今回は役者読み合わせの華唯(間違えた)ですねww


読み合わせとは…
実際にキャラクターを演じる役者さんや演出が集まり、作品の雰囲気や言い回し、演技の持っていき方などを擦り合わせる作業の事です。

この作業を収録前に行うことによって、収録時間の短縮や統一された作品イメージの共有と言った効果を生み出すのですねb

初顔合わせの役者さんもいらっしゃるので、お互いの演技の雰囲気を掴むのにも良い機会です。


今回の場合は私が演出を付けましたので、読み合わせ時も指示出しを致しました。

____________________________________

「分割読み合わせ!」


 シーン毎やキリの良い場面で作品を短く区切り、ここからここまでと、指定した部分を実際に演じてもらいます。

「直し!」


 演じてもらった部分を聞いて、自分の考えていたイメージに近づけられるよう役者さんに指示を出します。

「ここはもっと頭高に…」
「今の口調をもっと早口で…」

「この語とこの語に間を空けて…」
「もっと優しさを全面にだして…」

と言ったぐあいです。


「再度読み合わせ!」

直し箇所を踏まえた上でもう一度同じ部分を演じてもらいます。OKなら次の部分へ、NGならもう一度直しを行います。

______________________________________

いいかがだったでしょうか?
上記作業を何度も何度も繰り返し、一作品の読み合わせをこなしていきます。

カゲツキドラマCDはそれぞれ約20分の尺で台本を書いているんですが、一つの読み合わせには約1時間ぐらいかかります。

その時間も計算した上で読み合わせ場所も確保しないと…

とんでもない出費になる可能性がありますので要注意です(汗…明日のメシ代がぁ~orz)

これはあくまでBSA内で私が行っている方法ですのでこれが正しいとは限りません。

もしもっと良い方法をご存じの方は、是非ともこの音監に愛の手を!


さぁ、いよいよ次回はドラマCDの素材取り「収録」についてですね。
役者さんも演出側も緊張の(?)一瞬です。

ではではまた次回ノシ

2009/09/29

メイキングofカゲツキ ~台本編~


皆様今晩は 
(…ってこんな時間に誰もいないか(´・ω・`)


昨日の更新後、ふと部屋を見ると……………
 得も言われぬ散らかり具合に絶句してもうた音監の吉村です。

さてさて前回のお知らせの通り、今回は台本の製作についてお話し致します。

写真を見ての通りパソコン打ちです。
ソフトは一太郎という文章作成ソフトを使っています。

ワードでも作れなくは無いですが、標準で縦書きになってますし区切りの罫線も引きやすいので、私は専らコイツを使っています。写真の分割左上からが制作順序です(↓へ続く)
____________________________________

「枠組み!」

  罫線モードで枠を作ります。四角形型に区切ってくれるので、大小の枠組みを好きなように作れます。

  シーン番号・柱(シーンの場所と思って下さい)・ト書き・台詞枠と、それぞれに区切ります。


「文字打ち!」

  シーン番号は幾つか?・場所は何処か?・どういう雰囲気でどういう動作をするのか?・話す台詞は?

  ここが一番重要な所ですので悩みに悩んで打ち込んでいきます。
                                     (悩んでる内に寝落ちしてたりとかは秘密ですww)

「内容の推敲!」

  この内容で間違いがないか、誤字脱字、もっとうまい表現方法など、
  台本全体を通して見て、修正を加えます。


「いよいよ印刷!」

  プレビュー画面にて再度間違えがないかどうかをチェック。
  台本の仕様はB5の両面刷りで出力しますので、プリンタで設定を行います。

「完成!」

  こうして台本がこの世に生を受けるわけです。
                             (写真の台本が使用後の物でご免なさいorz)
___________________________________

いかがだったでしょうか?BSAではこのようにして作成した台本を役者さんに渡しているのですねb
残念ながら用紙の質は台本向きでは無いのですが、

予算の関係上普通紙で我慢(泣)


さてさて、作品の台本は仕上がりました。
次は役者さんに台本のイメージについて伝えなければなりません。

次回は役者読み合わせについてお話しますね ノシ

2009/09/28

凱旋帰宅

どうも皆様お疲れ様です。

サンクリ終了後の打ち上げで、食べ過ぎ・飲み過ぎ・歌い過ぎに悩まされている音監の吉村です(汗)


さてさて、先日のサンシャインクリエイションにて、カゲツキシリーズ第一弾ドラマCDが正式にお披露目された訳ですが…

やはりオリジナル作品の場合、「ら○すた・ハ○ヒ・け○おん」等の二次創作とは違ってネームバリューが少ないですから注目度は低かったようですね。

しかし、BSAとして作品を販売するのはこれが初めてなのでそこは仕方のないところでしょう。

もっと皆様にBSA、そしてカゲツキの事を広く知ってもらう事が一番の課題ですね。


…と言うわけで、公開後日談として、カゲツキドラマCDの舞台裏を皆様にお教えしようと思います。

                                                 (だったら更新しろよとか、そんなツッコミはやめて下さい(--;)

この作品の完成までには、

   「台本制作→役者読み合わせ→収録→編集→メディア納品→完成」

大きく分けてこのような手順を踏んでおります。
次回はこの「台本制作」の件についてお伝えしますね ノシ

2009/09/26

決戦前夜


狼煙を上げろ~~~~~!!!!
   武器を取れ~~~~~~!!!!
出陣じゃ~~~~~~!!!


どうも皆様。ついに決戦前夜です。
ここ最近はチョコレートの代わりに缶コーヒーを積み上げておりました音監の吉村ですm(_ _)m

BSAの中では既にカゲツキを取り仕切る総監督も兼任していますが、

響きが好きなので音響監督を名乗りますww

それより皆さんどうですかこの画!!

私は終始シビレっぱなしで、同時にものすごいプレッシャーを感じてました…


だってこんな画持ってこられたら音で勝てないじゃん(orz)


ビジュアルが加わると一気に華やかになるものですね。
キャラデザさん・背景さん・色指定さんに大感謝です(-人-)

でもこれはドラマCD、音監である自分の腕の見せ所です。

生半可な音を当てたつもりは毛頭ありませんので、是非楽しみにしていて下さいね!



しかし、焼けども焼けども傍らからCDの山が消えません(爆)

現在鋭意焼き込み中です(・
ω・)b

それでは明日、池袋サンシャインシティにてお会いしましょう ノシ


                                       …………あれ?………華唯って可愛くありません?


追記:サンクリ内でのBSAブースは「Bホール ア 24a」になります。
    場所が前回の隣とはこれいかにwww