霧に隠れた山の向こうに、誰も知らない忍の里がある
その里の忍である華唯は、時折激しい目眩と共に恐ろしい幻覚を見るようになっていた。
余りにも長く続くので里の長老に相談しに行くとそれは幻覚ではなく正夢であると知らされる。
代々この忍の里には、悪しき魂を封じる役目を持つ者が隔世で生まれ、その者は皆同じ夢を見るという。
華唯がこうして夢を見るようになったのは、封印された魂が復活の胎動を始めた証拠であると確信した長老は、里の神具である五経の鏡を華唯に託し、残り4枚の鏡を集めるようにと命じた。
里を出て天下を巡る旅に出る華唯……
果たして全ての鏡を見つけだす事が出来るのだろうか?
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