2009/10/01

メイキングofカゲツキ ~収録編~

全国一千万人のカゲツキファンの皆様今晩はゝ


秋が深まるこの時期に、窓を全開にして上半身裸でこの記事を書いている音監の吉村です。
                                            (…だって風通らないんだもん)

すっかり夜更かしが定着してしまいましたが、皆さんは規則正しく健康的に生活して下さいねb

収録時の画像をと思ったんですが、今持ち合わせがなかったもので………

どうしても見たいという方は

「スタッフ/キャスト」のリンクから各メンバーさんのブログへ、そして6/18付近を探してみて下さい。
                                            (他力本願ですみませんorz)


さて、気を取り直して収録時のお話でしたね。

収録場所は、我らがPとそして私の母校でもある、某代々木の有名な学校で行いました。

ここでは完全防音になれる収録ブースと、ハイスペックの収録機&編集機が使用できるのですねb
なにせ自分が在学中に扱っていた機械なので、操作方法もバッチリです(・`ω・)

それではいきましょう ノシ
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「スタジオ準備!」

いくら好条件のスタジオとはいえ、正常に使いこなせなければ意味がありません。

「ブース内のマイクと指示出し側ミキサーの配線」
「ミキサーから編集機への配線」
「編集機からモニタ用スピーカー(ミキサーの別チャンネル)への配線」

これらが正常であって初めて円滑な収録作業が出来るのです。
もちろんテストの収録を行い、配線と機械が問題ないことを確認します。

「スタジオ入り!」


満を持して役者さんの登場です。スタジオ内では一切の鳴り物が厳禁なので、金属アクセサリーや革ジャンパー等、音の鳴るものは極力外してもらいます。
役者さんが持参するものは、台本と筆記用具、そして口を潤すための水分(これ結構重要です)位ですね。

…あとどうしても手放せない貴重品とか(?)


「本番!」

実際にマイク前で演じてもらいます。
収録した音を聞いて直すべき箇所を伝え、再度取り直しを行ってイメージの完成型に近づけます。
指示出し側と収録ブース内とはガラスで区切られてますので、機械のスピーカーとマイクを使ってやりとりをします。
基本的に一回目がテスト、二回目が本番で録っています。
一発でOKの時もあれば何テイクも重ねる時もあるので、ここは収録時間との勝負です!


「抜き出し/バウンス!」

収録した音データのOKテイクのみを抜き出し、一本の音データとして書き出します(バウンス)。
このバウンスデータはモノラルで出力します。その方が後々の編集作業がやりやすいのですねb


「データコピー」

バウンスしたデータを、外付けHDD等にコピーして持ち帰ります。
第一弾の場合は、バウンスデータ全てで約200MBだったので、外付けUSBでもお持ち帰りできますね。
                                                             (おっ持ち帰りぃ~!)
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いかがだったでしょうか?
スタジオを借りている以上、貸出時間を超えるわけにはいきませんので時間配分には特に気を遣います。
ここで、前回行った読み合わせの効果が生きてくるのですねb

実際第一弾の読み合わせを行った後、収録までには少し期間が空いてしまったんですが、読み合わせ時に私が指示出しした箇所を役者さんはちゃんと覚えてくれていて、とてもスムーズに収録を進めることが出来ました。

いやぁ~ 役者さんは偉大です!


さてさて、今回で作品の核となる音声の収録が出来ました。

次は作品の肉付け、編集の作業についてお話しします。
そろそろパソコン横のチョコレートが恋しくなってくる頃ですね(爆)

それではまたお会いしましょう ノシ

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