皆様今晩は ノシ
先日金属ラックを買って、部屋が20%程広くなった(気がした)音監の吉村ですm(_ _)m
収納スペースはやはり大事ですねb
引っ越して2年目でようやく待望の収納スペースが出来ました!
(単にめんどくさかっただけです…はい)
さてさて、今回はメディア納品
つまりはCD焼きですねb
特別難しいわけでもありませんのでサクッと紹介しちゃいます
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「CDレーベル印刷!」
デザインして頂いたレーベルをプリンタで印刷します。
作業のスケジュール上こちらは別の方に依頼したんですが……
さすがしっかり印刷できています!
デザインもさることながら、オリジナルのレーベルがこうして形になるのは士気が高まりますね(・`ω・)
「CD投入!」
パソコンでオーディオCDとして焼き込みを行います。
彼が出てくる時には、一回りも二回りも成長した姿で出てくるわけです!
さながら精神と○の部屋ですねww
「Buuuurnig!」(う゛ぁぁぁぁにんぐ)
ソフトはRoxioというオーサリングソフトを使います。単にPCを買ったときに付いて来たヤツを使ってるんですが、本編中をトラック分けしても前後に余分な空白が生まれないように出来るのですねb
ウィンドウズメディアプレーヤー等で焼くと、トラック間の前後に2秒程の空白が生まれてしまうので注意です。
(自分の操作が悪いだけですかね(^^;)
普通のオーディオCDを作るときは全然問題無いんですけどね。
「動作チェック!」
ドラマCDはPCのみで聞く物ではありません、通常のプレーヤー(民生機)で再生できてこそのドラマCDです。
私の場合はPS2でチェックしています。
実は民生機で一番売れたDVDプレーヤーはPS2とも言われてますので、CDもこいつで読み込めれば大抵はどのプレーヤーでも大丈夫です。
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いかがだったでしょうか?
こうして完成した作品がCDに焼き込まれ、形として残るのですねb
このCDを別途買ってきたCDケースに入れ、平行して製作してもらっていたジャケットを折り込んで物販出来る状態にしていきます。
一枚を焼き込むのには約2分で出来るのですが、動作チェックを行っている間に2枚目が焼けてしまうので、焼いてチェックしたら即焼いてという作業をずっと繰り返していました(-.-;)
これでようやく、カゲツキ第一弾が本当の完成に至ったわけです。
と言うわけでメイキングofカゲツキもこれで完結ですね。
次回からネタに困るな(爆)
今まで公開してきた内容の中で、「ここが分かりにくい」とか「ここもっと教えて欲しい」等のご要望がありましたらいつでもどうぞb
それではまたお会いしましょう ノシ
2009/10/03
2009/10/02
メイキングofカゲツキ ~編集編~
「ビル間に囁く虫の声
諸行無常の響き有り
つるべ落としの紅の色
盛者必衰の理をあらはす」
…現代版祇園精舎「秋」(嘘)
いきなりすみません(^^;)
開けた窓から聞こえてくる虫たちの声に、少しセンチメンタルになっていた音監の吉村です。
都会の真ん中にもちゃんと秋を知らせる虫たちは居るのですねb
さて、まず画像を見た人は何が何だか分からなくなってしまいそうですね(汗)
作業工程を一枚画に纏めようとするとこうなってしまいましたorz
とはいえ、順を追ってお話ししていきましょう ノシ
今回使用するソフトはSONAR Home Studioというソフトです。
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「音声読み込み!」
まず前回バウンスして持ち帰った音声データを、編集トラック上に読み出します(インポート)。
既にOKテイクのみを抜き出して台本の通りに並べてあるので、このデータの長さがおおよその完成尺になります。
「効果音・BGM読み込み!」
製作した効果音とBGMをそれぞれ編集トラックに読み込みます。
音声や効果音を流すタイミングが決まっている場合、その位置から流れるよう音のデータ(リージョン)を動かします。
「音量・PAN調整!」
位置合わせした音の出し方を編集します。音の大きさ(ボリューム)/聞こえる方向(PAN)を調整するのです。
例えば、右側から人が話ながら中央に来る場合、
「PANは右→中央へ、ボリュームは低めからだんだん大きくしていく」
といった具合です。ここで一つ注意しなければならないのは、音量のピークです。
トラックのボリューム表示が赤く示されているものは、トラックの持つ音量の限界を超えてしまったことを表します。
これを放っておくと、たとえ編集上はうまく聞こえていたとしても、実際に完成データにすると割れた音になってしまったり、「パツっ」というデジタルノイズが乗ってしまったりするのですね( ゚Д ゚)
「最終調整!」
必要な効果音・BGMが揃ったら、それぞれが作品の雰囲気を引き立たせるように、微調整を行います。
最後に初めから通して聞き直し、問題なければ編集完了ですb
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いかがだったでしょうか?
編集完了なんて言葉を使ってますが、実は直したい箇所はいくらでもあります。
しかしそれではいつまでたっても作品は公開出来ませんので、締め切りに合わせて出来るだけ自分のイメージを具現化出来るように尽力します。
「もっとああしとけば良かった!」
って、大抵終わってから気がつくんですよね(^^;)
さぁ、これで作品は仕上がりました。
でもこれだけでは皆様に公開できませんね。
サンクリ等のイベントで物販するためには、CDというメディアにおこさなければなりません。
次回はメディア納品についてお話ししますb
それではまた ノシ
2009/10/01
メイキングofカゲツキ ~収録編~
全国一千万人のカゲツキファンの皆様今晩はゝ
秋が深まるこの時期に、窓を全開にして上半身裸でこの記事を書いている音監の吉村です。
(…だって風通らないんだもん)
すっかり夜更かしが定着してしまいましたが、皆さんは規則正しく健康的に生活して下さいねb
収録時の画像をと思ったんですが、今持ち合わせがなかったもので………
(他力本願ですみませんorz)
さて、気を取り直して収録時のお話でしたね。
収録場所は、我らがPとそして私の母校でもある、某代々木の有名な学校で行いました。
ここでは完全防音になれる収録ブースと、ハイスペックの収録機&編集機が使用できるのですねb
なにせ自分が在学中に扱っていた機械なので、操作方法もバッチリです(・`ω・)
それではいきましょう ノシ
_____________________________________
「スタジオ準備!」
いくら好条件のスタジオとはいえ、正常に使いこなせなければ意味がありません。
「ブース内のマイクと指示出し側ミキサーの配線」
「ミキサーから編集機への配線」
「編集機からモニタ用スピーカー(ミキサーの別チャンネル)への配線」
これらが正常であって初めて円滑な収録作業が出来るのです。
もちろんテストの収録を行い、配線と機械が問題ないことを確認します。
「スタジオ入り!」
満を持して役者さんの登場です。スタジオ内では一切の鳴り物が厳禁なので、金属アクセサリーや革ジャンパー等、音の鳴るものは極力外してもらいます。
役者さんが持参するものは、台本と筆記用具、そして口を潤すための水分(これ結構重要です)位ですね。
…あとどうしても手放せない貴重品とか(?)
「本番!」
実際にマイク前で演じてもらいます。
収録した音を聞いて直すべき箇所を伝え、再度取り直しを行ってイメージの完成型に近づけます。
指示出し側と収録ブース内とはガラスで区切られてますので、機械のスピーカーとマイクを使ってやりとりをします。
基本的に一回目がテスト、二回目が本番で録っています。
一発でOKの時もあれば何テイクも重ねる時もあるので、ここは収録時間との勝負です!
「抜き出し/バウンス!」
収録した音データのOKテイクのみを抜き出し、一本の音データとして書き出します(バウンス)。
このバウンスデータはモノラルで出力します。その方が後々の編集作業がやりやすいのですねb
「データコピー」
バウンスしたデータを、外付けHDD等にコピーして持ち帰ります。
第一弾の場合は、バウンスデータ全てで約200MBだったので、外付けUSBでもお持ち帰りできますね。
いかがだったでしょうか?
スタジオを借りている以上、貸出時間を超えるわけにはいきませんので時間配分には特に気を遣います。
ここで、前回行った読み合わせの効果が生きてくるのですねb
実際第一弾の読み合わせを行った後、収録までには少し期間が空いてしまったんですが、読み合わせ時に私が指示出しした箇所を役者さんはちゃんと覚えてくれていて、とてもスムーズに収録を進めることが出来ました。
さてさて、今回で作品の核となる音声の収録が出来ました。
次は作品の肉付け、編集の作業についてお話しします。
そろそろパソコン横のチョコレートが恋しくなってくる頃ですね(爆)
それではまたお会いしましょう ノシ
秋が深まるこの時期に、窓を全開にして上半身裸でこの記事を書いている音監の吉村です。
(…だって風通らないんだもん)
すっかり夜更かしが定着してしまいましたが、皆さんは規則正しく健康的に生活して下さいねb
収録時の画像をと思ったんですが、今持ち合わせがなかったもので………
どうしても見たいという方は
「スタッフ/キャスト」のリンクから各メンバーさんのブログへ、そして6/18付近を探してみて下さい。(他力本願ですみませんorz)
さて、気を取り直して収録時のお話でしたね。
収録場所は、我らがPとそして私の母校でもある、某代々木の有名な学校で行いました。
ここでは完全防音になれる収録ブースと、ハイスペックの収録機&編集機が使用できるのですねb
なにせ自分が在学中に扱っていた機械なので、操作方法もバッチリです(・`ω・)
それではいきましょう ノシ
_____________________________________
「スタジオ準備!」
いくら好条件のスタジオとはいえ、正常に使いこなせなければ意味がありません。
「ブース内のマイクと指示出し側ミキサーの配線」
「ミキサーから編集機への配線」
「編集機からモニタ用スピーカー(ミキサーの別チャンネル)への配線」
これらが正常であって初めて円滑な収録作業が出来るのです。
もちろんテストの収録を行い、配線と機械が問題ないことを確認します。
「スタジオ入り!」
満を持して役者さんの登場です。スタジオ内では一切の鳴り物が厳禁なので、金属アクセサリーや革ジャンパー等、音の鳴るものは極力外してもらいます。
役者さんが持参するものは、台本と筆記用具、そして口を潤すための水分(これ結構重要です)位ですね。
…あとどうしても手放せない貴重品とか(?)
「本番!」
実際にマイク前で演じてもらいます。
収録した音を聞いて直すべき箇所を伝え、再度取り直しを行ってイメージの完成型に近づけます。
指示出し側と収録ブース内とはガラスで区切られてますので、機械のスピーカーとマイクを使ってやりとりをします。
基本的に一回目がテスト、二回目が本番で録っています。
一発でOKの時もあれば何テイクも重ねる時もあるので、ここは収録時間との勝負です!
「抜き出し/バウンス!」
収録した音データのOKテイクのみを抜き出し、一本の音データとして書き出します(バウンス)。
このバウンスデータはモノラルで出力します。その方が後々の編集作業がやりやすいのですねb
「データコピー」
バウンスしたデータを、外付けHDD等にコピーして持ち帰ります。
第一弾の場合は、バウンスデータ全てで約200MBだったので、外付けUSBでもお持ち帰りできますね。
(おっ持ち帰りぃ~!)
____________________________________いかがだったでしょうか?
スタジオを借りている以上、貸出時間を超えるわけにはいきませんので時間配分には特に気を遣います。
ここで、前回行った読み合わせの効果が生きてくるのですねb
実際第一弾の読み合わせを行った後、収録までには少し期間が空いてしまったんですが、読み合わせ時に私が指示出しした箇所を役者さんはちゃんと覚えてくれていて、とてもスムーズに収録を進めることが出来ました。
いやぁ~ 役者さんは偉大です!
さてさて、今回で作品の核となる音声の収録が出来ました。
次は作品の肉付け、編集の作業についてお話しします。
そろそろパソコン横のチョコレートが恋しくなってくる頃ですね(爆)
それではまたお会いしましょう ノシ
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