PCの液晶がお亡くなりになったり、
自販機のルーレットが当ったのに二本目を選べなかったりと楽しく過ごしている音監の吉村です。
(今目の前に2代目の液晶さんがいます…諭吉さん二人を犠牲にして)
さて、まずは放置プレイだった宿題の答えから b
例文から想定される効果音は…
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「渚の潮騒」
「潮風」
「風になびく女性の衣服」
「砂浜を進む歩み」
「海鳥の鳴き声」
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これら五つがあれば例文の状況は音で説明できます。
「海に不釣り合いな服装」と言う時点で、女性がアウトドアな軽装をしていない事が分かりますね。
ここからは個々の感性ですが、
自分は分厚いコートに高いヒールをはいた女性を想像しました。
ところがこの例文に他の条件がくっつくと全く別の音が必要になってきます!
これが、台本に必要な「場所」の説明です。
都会か田舎か~昼か夜か~夏か冬か
作品の具体的な世界観を決める台本は、音を用意する上での設計図でもあるのですね b
それでは、カゲツキ第一弾冒頭部を読みとっていきましょう。
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物語はまず、華唯の悪夢から始まります。
あまりの恐怖に布団から飛び起きた華唯は、乱れた呼吸を整えながら、自分の身に起こっている現象に不安を抱く…
季節は冬(晩秋~初冬)/時は真夜中/場所は山奥に隠れた忍びの里
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このシーンから読み取れる必要な効果音とは…
「生活音」
・布団の飛び起き音
・華唯の動きで擦れる衣服
「環境音」
・山中の虫や山鳥(梟など)
「特殊音」
・華唯の悪夢(冒頭~華唯が飛び起きるまで)
となります。
生活音や環境音はある程度そろえる事が可能ですが、
悪夢の効果音というのは、まさしくこの世の音ではありません。
ここは自分の感性を信じて創るしかありません!
では実際にどのように悪夢の音を創ったのか…
詳細は次回をお楽しみに ノシ
P.S. なかなか頭の痛い作業です…
2 件のコメント:
久方ぶりに顔出したら音響ブログになってるね(笑)
面白いからいいけど
カゲツキドラマCDの作画作業しながらみてます
なかなかいい感じ
ヨッシーチェックお願いね
それではお疲れ様
しつこく出てくるこの私www
なべっちガンバ。いろいろと(笑)
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